2020年度ものづくり補助金関係補正予算の閣議決定について
2020.01.05
補助金総合情報
令和元年度補正予算案額3,600億円で閣議決定!
2020年(平成31年度)のものづくり補助金を含む、補助金関係の実施がほぼ確実な情勢となりました。(2019年12月13日閣議決定にて。)
■ものづくり補助金
(補助額:100万円~1,000万円、補助率:中小1/2 小規模2/3)
■小規模事業者持続化補助金
(補助額:~50万円、補助率:2/3)
■IT導入補助金
(補助額:30~450万円、補助率:1/2)
経済産業省より公表されている資料によると制度が大幅に変更される見通しです。
✓基金制度の再導入
✓成果目標の見直し
✓補助金返還措置や減点措置の導入
●「賃上げ」についての予想
積極的な賃上げや被用者保険の任意適用に取り組む事業者を優先的に対応するとの意見が出ているので、以下の点について予想しています。
*ものづくり補助金は、賃上げは必須要件、実績も求められる可能性が高い。
*小規模事業者持続化補助金は、賃上げが加点要件になる見込み。
*IT導入補助金は、賃上げが必須の場合と、加点要件となる場合に分かれる見込み。
●成果目標
ものづくり補助金では、IT導入補助金では、3年間の目標設定とより短期で成果を求められる内容になっています。
詳細はこちらをご覧ください。
経済産業省 令和元年度補正予算案の概要(PDF資料)
https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2019/hosei/pdf/hosei_yosan_pr_1213.pdf
●その他
・景気対策として、中小企業の生産性向上や事業承継の円滑化などに取り組む。
生産性向上では「ものづくり補助金」や「IT導入補助金」などに充当する
「生産性革命推進事業(仮称)」を通じ中小を複数年にわたり継続支援する枠組みを整える。
・過去3年以内に同じ補助金を受給している事業者には、審査にて原点措置を講じることで初めて補助金申請される方でも採択されやすくなります。
【対策】
最後までお読みくださりありがとうございました。
補助金の採択の可能性を高める為には、早期の準備が非常に有効です。
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